top of page

「夏の現地視察会2026」を開催しました

執筆者の写真: 事務局
事務局
9月4日
読了時間: 3分

2026年8月22日(土)、能登アップサイクルプラットフォームとして初となる「現地視察会」を、「のと古材レスキュープロジェクト」の拠点である輪島市の「茅葺庵 三井の里」および「空熊倉庫」にて開催しました。当日は本プラットフォームの会員団体とオブザーバー参加者を合わせて10名が集まり、古材倉庫の視察と意見交換を行いました。


輪島市の古材倉庫「空熊倉庫」視察

空熊倉庫の外観
輪島市空熊地区にある「空熊倉庫」(外観)

今回の会場となった茅葺庵と空熊倉庫は、いずれも「のと古材レスキュープロジェクト」を運営する一般社団法人のと復耕ラボの拠点施設です。震災前に古民家レストランとして運営されていた茅葺庵は、震災後に民間のボランティアセンターとして稼働。現在は、能登らしい復興のあり方を実験する同団体の拠点として運営されています。

この日は、茅葺庵で「のと古材レスキュープロジェクト」の説明を聞いた後に、

自動車で片道10分ほどの「空熊倉庫」に移動し、視察を行いました。

「空熊倉庫」は箸工場として使用されていた建物で、2025年にのと復耕ラボが取得。奥能登豪雨で被害を受けていましたが多くのボランティアの力を借りて修繕されました。隣り合う3棟の建物に2024年からレスキューをしてきた古材・建具・古道具などが保管されています。


空熊倉庫の内部
メイン倉庫の内観 来場者向けにストック品のディスプレイがされている

この日は、月に1度開催されている「オープンデー」の開催日。オープンデーではプロジェクトのスタッフが常駐し、来場者をご案内。その場で古材や古道具を購入することができます。古材は、板材がメイン。建具は木製の引き戸や意匠性の高い欄間などが多く保管されています。古道具は、各家庭の冠婚葬祭で使用されていた漆器や磁器などの食器が多数保管されています。


意見交換会

意見交換会の模様
意見交換会の様子

【主な意見のポイント】

1. 加盟各団体の活動目的の共有:歴史や文化の継承、循環型社会の構築、能登の復興における古材の有効活用を目指す、など。

2. 共通の価値:単なる廃材利用ではなく、所有者の思いや地域の記憶を物語として次世代へ紡ぐこと。

3. 課題:レスキューした古材の適切な管理・データベース化、流通・活用におけるマッチング、持続可能なビジネスモデルの構築、メンバーの負担軽減など。

4. 今後の展望:異業種や教育機関との連携強化、若手育成、古材を活用した魅力的な空間づくり(住宅、施設等)、そしてこれらを繋ぐプラットフォームの構築など。


2時間のセッションでしたが、時間が足りなくなるほど盛り上がりました。

一人一人に活動の経緯と語りつくせない想いがあります。



現地視察会は場所を変えて今後も定期開催していきます。次回開催が決まりましたら、公式サイトでお知らせして参ります。

古材に限らず能登半島でアップサイクルに取り組むプレーヤーの皆さんや、現地のプレーヤーと連携したい企業の皆様の参加をお待ちしています。

 
 
 

コメント


bottom of page